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2018年8月31日金曜日

アキシャルとチューブラとMFDと

アンプ修理に当たって。コンデンサには極性があるんですが、こんな写真のものがあったので途方にくれた。両方マイナスでっか?これ。
調べてみたところ、こんな画像が出てきたので助かった。コンデンサはアルミ銀面がマイナスで、ラバー絶縁面がプラスというのは共通のものらしい。
元サイトリンク→ http://wjoe.com/capacitorinfo.htm






マイクロファラッド表記もμFではなくMFDなので古いタイプのコンデンサだと推測される。
ちなみにコンデンサも日本では片方からプラマイの足が出るラジアル型が主流だが、海外では両方から足が出るアキシャル型(チューブラ型)が主流というような話を聞いた。
これは日本はユニバーサル基盤、海外ではストリップボードという短冊上の基盤を良く使用するなどの違いでアキシャル型が好まれるのではと思ったり。


パーツ一個でも国による違いを感じますね。

2018年8月29日水曜日

Randall RG100HT そしてcinch jones plug




Randallのrg100htというラック式のふっるーいアンプを購入した。
80年代に生産されたもので、ジャンク品として売られていたものを購入したところ小さい音しか出ていないようだ。

 
筐体内におびただしい何かの液と、大型コンデンサが空っぽな感じから推測して、大方コンデンサの容量抜けだと推測し、コンデンサ全とっかえするためネット注文。
フットスイッチに見慣れないプラグが使用されていたので戸惑った。







 調べたところ、cinch jonesという規格の様で、アナログシンセサイザーのMoogなどにも使用されているようだ。
こういった古い機材を使用することが度々あるが、ネット黎明期以前になると途端に情報が無く、ネットの限界を感じることがよくある。
これは当たり前の話で、80年当時まだ一般にはインターネット自体ポピュラーなものではなかったらしょうがないのだが、そういったときにつくづくネットの恩恵は偉大だなと感じるのである。

このcinch jones plugをmidiまたはスイッチャーによるスイッチング操作するために何かしらの仕掛けを作らなければならない・・・