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2018年9月6日木曜日

randall rg100ht 修理続き

コンデンサーを全とっかえしましたが症状は治りませんでした…
まあ、コンデンサーのメーカー想定寿命は10年程度との事なのでやっておくに越したことはないです。

そこで、修理箇所が分からないときの必殺技、アンプ稼動しながら割り箸でつっつくをやっていたのですが、ふとOlaEnglundが言ってたことを思い出しました。


 彼の言うとおりエフェクトループにパッチケーブル挿したら全く問題なく音が出ました!
どうやら問題はセンドリターンにあるようです。


取り外してみるとびっくり


なんと、スイッチ付きジャックのスイッチに隙間が開いてます!
(手前が付いていたもの。奥が新品。)
センドリターンにジャックを挿さない時にはこのスイッチが短絡して、センド→リターンの信号を通しているのですが、ここに隙間が開いていたからまともな音が出なかったんですね。
むしろこれを見ると音が小さくても出るほうが変な感じですね。

問題があったのはリターン側だけだったので、リターン側だけ交換しようかと思っていたら…ポキッ





なんとセンド側の金具も取れてしまいました。
プラスチック部分が劣化し、どちらも脆くなっていたようです。
なので両方交換。

こういったプラスチック製のジャックは信頼性低いと感じていましたが、
これを目の当たりにするとあまり複雑な仕組みのものにはプラ製ジャックは使いたくなくなりますね…

ケース内にあったおびただしい液体はおそらく接点復活材のようで、かなり大量に吹かれていたようで、そのせいもあり劣化した可能性があります。

このプリアンプのプラ製ジャックは計3つだめになっていました…

完全に直ったのでラックに組み込みます。


ぎりっぎりっで入りました。
ヨカッタナー

一番下にあるのはテープエコーのroland re-201です。
sre-555(re-501のラック版)やエコープレックスも試したんですが、この機種が一番かかり方が深い感じで気に入ってます。
知りうる限り最高のディレイです。

実際に弾いて見る前は、エコーって音が跳ね返るだけみたいなのを想像していたんですが、このre-201は ハーモナイザーをかけた様な感じの複雑なディレイ音が出ます。
上にあるeventideのH-3000でも同じような感じは出せるんですが、re-201は完全アナログなので完全に自然なハーモニーの融合です。極上です。重くてでかいですが使う価値はあります。

sre-555はプリアンプ部分がre-201に比べてきつく、オーバードライブくらいかかります。
また、ロングディレイモードがなく、サウンドオンサウンドを使用すればロングディレイっぽくかけられるんですが、自分にはいまひとつでした。
コーラスはいい感じでしたが、いかんせんつまみ一つしかないため細かい音作りができないところが惜しい感じです。
どちらかというとギターより、キーボードやボーカル向けの機材という印象がありました。




2018年8月31日金曜日

アキシャルとチューブラとMFDと

アンプ修理に当たって。コンデンサには極性があるんですが、こんな写真のものがあったので途方にくれた。両方マイナスでっか?これ。
調べてみたところ、こんな画像が出てきたので助かった。コンデンサはアルミ銀面がマイナスで、ラバー絶縁面がプラスというのは共通のものらしい。
元サイトリンク→ http://wjoe.com/capacitorinfo.htm






マイクロファラッド表記もμFではなくMFDなので古いタイプのコンデンサだと推測される。
ちなみにコンデンサも日本では片方からプラマイの足が出るラジアル型が主流だが、海外では両方から足が出るアキシャル型(チューブラ型)が主流というような話を聞いた。
これは日本はユニバーサル基盤、海外ではストリップボードという短冊上の基盤を良く使用するなどの違いでアキシャル型が好まれるのではと思ったり。


パーツ一個でも国による違いを感じますね。

2018年8月29日水曜日

Randall RG100HT そしてcinch jones plug




Randallのrg100htというラック式のふっるーいアンプを購入した。
80年代に生産されたもので、ジャンク品として売られていたものを購入したところ小さい音しか出ていないようだ。

 
筐体内におびただしい何かの液と、大型コンデンサが空っぽな感じから推測して、大方コンデンサの容量抜けだと推測し、コンデンサ全とっかえするためネット注文。
フットスイッチに見慣れないプラグが使用されていたので戸惑った。







 調べたところ、cinch jonesという規格の様で、アナログシンセサイザーのMoogなどにも使用されているようだ。
こういった古い機材を使用することが度々あるが、ネット黎明期以前になると途端に情報が無く、ネットの限界を感じることがよくある。
これは当たり前の話で、80年当時まだ一般にはインターネット自体ポピュラーなものではなかったらしょうがないのだが、そういったときにつくづくネットの恩恵は偉大だなと感じるのである。

このcinch jones plugをmidiまたはスイッチャーによるスイッチング操作するために何かしらの仕掛けを作らなければならない・・・

2018年5月12日土曜日

サウンドメッセ 2018 レポ


 さて、今年もサウンドメッセ行ってまいりました!





 ハープギターです。
一度弾いてみたいものですね。

ちょっと詳細分からなかったですがあまり見ないボディシェイプですね。

 今 剛さんが使用しているというvaritaguitarです。
昔からあったようですが最近知りました。


うんこエフェクターと、nutube搭載チューブスクリーマー、そしてまさか目にするとは思わなかったReplicatorです。
テープエコー信者としては気になる商品です。
巨大なテープエコーをここまで小型化したということでどんな音がするのか・・・



Ks guitar worksのギターです。
前々から気になっていたので試奏させてもらいました。
メイプルトップマホバックで作りは良く、配線が特殊な構造で、
ピックアップごとにミニスイッチでオンオフ切り替えるジェフベック配線ですが、
もう一つあるミニスイッチを切り替えることでパラレル・シリーズ切り替えることができます。
つまりシングルコイルのハーフトーンと、擬似的なハムをどちらも使えるというギターです。
個人的にはケーラーというところがポイント高いのですが、こういったどっちでもいけまっせギターは中途半端になりがちなので、その中途半端さをどこまで高められるかというところが要求される難しいギターだと思います。
ピックアップは一見アクティブに見えますがパッシブとのこと。

 こういう変形ギターってある意味憧れですよね。
中二でもいいんです。
誰でもみんな中二でした。
その心を忘れないのが大事です。


最近売り出し中の新進気鋭の個人工房BLAST CULTのベースバージョンですね。
フレットレスが気になります。



こちらは謎のゲームコントローラー。
何なのか聞くタイミングを逃して謎のまま。




今回、娘を連れて行ったのですがギター見学はつまんなそうにしていました。
大きい音はうるさいみたいです。
その中で唯一好反応だったのがこちら。
女の子はやはりハートですね。


おなじみのオレンジアンプブース。
いい音出してました。
最近ラックにはまっているので、ラックタイプが気になりました。


 ヴァンヘイレンコーナー
 


 marshall往年の名器がずらり


こちらはピックガードを伝統工芸の技術で加工したものを使用した、
国産工房の作のようです。

james tyler
エイリアングアーノ。
なんかエヴァンゲリオンみたいですね。
価格はほぼ100万近いです。




 マカフェリタイプギター
ジプシーっぽい音がするらしいです


新品で売っているギターで間違いなくトップレベルに高価なmarchione guitar
何がかっこいいってロゴの書体がかっこいいですね。
左のセミアコは多分200万位するんじゃないですかね。(価格見てなかった)




 sagoお得意のラップ塗装!

アメリカンロックって感じですね。

 aircraftってまだ売っていたんですね。(失礼)
これに近い感じのvalleyartsはやめちゃったのでてっきり・・

 老舗moon
 こちらは変り種ギターですね。

dragonfly
こちらの工房がエフェクターのweed作ってるんですってね。


 ヤマハの新商品でしょうか。

こちらもちょっと気なるギターですが詳しく見れませんでした。













今回は全体的にブースの間隔が広めでゆったり見れました。
最初出展が減ってる?!と思ったのですが奥の部屋を見落としていただけでした。

娘たちの子守をしないといけなかったため同伴で行きましたが、
あまり退屈な状態で待たせるわけには行かないのでささっと2時間程度で見てきました。
おそらくベビーカーでの入場は自分くらいじゃないでしょうか…