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2013年7月4日木曜日

variax ギター

え?ピックアップはどこ?と思ってしまう不思議なビジュアルのギターを紹介します


一本のギターで全てのギターの音色が出せたら・・・
ギターが何本も増えてきて奥さんから文句を言われてしまう諸兄は、そんなことを一度は思ったことがあるのではないでしょうか
その夢をかなえるために制作されたのがLINE6から発売されていたVariaxです



このギターには通常使われるハムやシングルコイルなどのピックアップは存在せず、
ピエゾピックアップで拾った弦振動をVariaxでモデリングし、
ビンテージギターなど28本、計50種類の音色を生み出すことが出来るんです

↓動画デモのリンクはこちら
https://www.youtube.com/watch?v=WSd_C11VeNY

また付属(または別売り)のWorkbenchというソフトを使用すれば
設定されているモデリングをソフト上でピックアップの位置調整などをして音色を変化させることが出来ます

このVariaxは現在は発売していないですが
これ一本で、少なくともストラト、テレキャス、レスポールの音を出すことが出来ると知って
一度手に入れたことがありました
最初の期待が高すぎたのもあると思いますが、Variaxは自分が思っていた夢のギターとは異なるものでした

まずモデリングギターの特性上変わるのはアンプから出力される音のみで(当たり前の話ですが)
自分にはこれがけっこう違和感がありました
アンプからはレスポールの音が出てても弾いてる弦振動やボディの鳴りはストラトタイプのもののままなので、本物のレスポールを弾いてる感じにはどうしてもなるわけじゃないんです
あと、ビンテージギターをサンプリングはしていたとしてもビンテージの音になるわけではないのでその部分でも期待をしすぎてしまいました
微妙にレイテンシーを感じる(主観ですが)部分も違和感があって結局すぐに手放すことになってしまいました

ただ、ギターのコンセプトとしては面白いし
実際多種多様な音色を出すことができるのは、使いこなせば幅広い表現が可能だと思いますし
ライブなどでもギターを持ち換える必要なく曲を演奏したり出来ると思います

モデリング機能のみのVariaxは現在は発売してませんが
この機能が搭載されたJamesTayerVariaxは現在も発売されているので
このモデリングの機能を試して見てはいかがでしょうか