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2017年12月12日火曜日

Studio Elite Burning Water ジェイムズタイラー!購入に至るまで






久々の更新ですが、ついに買ってしまいました。
ハイエンドギターの中でも知る人ぞ知るギター。
JamesTylerです。
実際JamesTylerがどの程度の認知度かは分からないですが、
最近はfenderの代理店変更などにより割りと楽器屋でもSuhrやJamesTylerも目にする機会が多くなったような気がします。

特徴的なのはその見た目で、この唯一無二のカラーリングはバーニングウォーターフィニッシュというペイントで、門外不出のゴージャスな塗装です。
現在ではJamesTylerJapanもできたため、ライセンス契約を結び飛鳥というギター工場でもこのフィニッシュを再現して作成しています。

ギターというのは知れば知るほど奥が深く、
また、複雑な要素が絡み合って音が形成されるため、正解というものが存在しないため
どういう音が出来上がるかというのかが職人の音に対する美意識によって左右される部分が大きいと感じています。

ハイエンドや、高級ギターになると、そういった音のイメージというものが明確にあり、
個性がはっきりとしてくるためメーカーごとの特色が出て面白いですね。

フェンダーマスタービルドのローンが終わったので、次は何を買おうかと考えていたところ、
候補は最終的に2つになりました。

Suhrのアーチドトップか、JamesTylerのバーニングウォーターかで悩みました。
音的にはsuhrの硬質かつ、EMGピックアップによりまったくノイズが無いというのがかなり魅力的だったのですが、そのギターはフロイドローズなのとSSH配列ということが引っかかっていました。
フロイドローズは音も派手になるし、アーミングも思いっきり使えるのでいいんですが、
セッティングのめんどくささがあり、躊躇していました。
あとハムのクリーン音というのがどうしても嫌いで、やはりSSSのものがいいなと、浪費しないために自分に言い聞かせていました。

ほっておくとすぐにギターが欲しくなってしまうため、
基本的にはすべて自分の理想のスペックで無いと買わない!と自分に日ごろから言い聞かせてます。

そこで、suhrやJamesTylerをギターショーをことあるごとに周って弾き比べをしていました。
そのとき試奏時には必ず録音をして、後からでも聞き直してどちらのほうがいいかというのを判断できるようにしていました。

音的にはやはりsuhrの硬質な音色が好みではあるんですが、実際にBurningWaterを弾いてみるとそのプリプリしたような弾き心地が癖になり、いいなと思うようになりました。
JamesTylerはHelixやkemperのような高価なマルチエフェクターが合うイメージがありますが、特にチューブアンプで弾いたときのクリーンのブリブリ感が、方向性は違えどビンテージストラトに通じるものを感じてJamesTylerを買いたいという気持ちになりました。

しかし、JamesTylerはかなり高額なため、おいそれと買うわけには行かずそこから数年は欲しいと思いつついつの日か弾けることを夢見ながら過ごしていました。

国内は高い!
アメリカ本国のディーラーをチェックだ!と思い、JamesTylerのサイトのディーラーで紹介されているWildwoodGuitarsのサイトを事あるごとにチェックしていました。
https://wildwoodguitars.com/

このWildwoodGuitarsはサイトが黒を基調としたデザインでおしゃれなんですよね。
また、試奏動画もあるため、なかなか現物を目にする機会の無いJamesTylerの音をチェックすることができて便利でした。
そういったこともあり、このディーラーで買いたいなと考えていました。

そのときの欲しいと思ったスペックは
Studio Elite
BurningWater
SSH
マムヨボディー
ベアウッドアームコンター
かつ、フィニッシュの柄が細かいもの

というものでした。

それを探していたのですが、ついにスペックドンズバのものをWildwoodGuitarsのサイトで見つけるわけです。
しかし、それでも即断はできず・・・
日々そのサイトページを見ながらすごしていたんですが、
ある日、急にそのページにアクセスができなくなりました。

そうです・・
ギタリストであれば誰でも経験しているかと思いますが、
欲しいと思っていたギターをいつの日か買うぞと思っていると、
ある日急に売れてしまうというあの現象でした・・・
(日にちはたっているのだから急にというのはおかしいですが、心情的には急なんですよね)

そうなると是が非でも欲しくなってくるのが人間心理ですね。
もう欲しさで頭がおかしくなってきてしまって、清水の舞台から飛び降りてしまうわけです。

そこで、WildwoodGuitarにメールを送りました。
JamesTylerのオーダーをしたい!と

英語はなんとなくは分かるんですが、会話することはできない程度なため、
翻訳サイトを使ってやり取りをしました。
Bing翻訳は翻訳精度が高くて自然な感じに変換されるためいいと思います。
(実際どうだったかは不明ですが・・・)

そのとき出された見積もりが5100ドルでした。
(国内で買うことを思えば激安ですね)

オーダーの時点でデポジットとして1500ドル必要ということなので支払いを行いました。
(実際は1600ドル支払ってる気がします)

さて、手付金を払ったのであとはオーダー内容を決める作業です。
ここからが本当に大変でした。
ギターオタクなため、ある程度のギターに関する知識は持ち合わせているつもりですが、
オーダーというのは求める音に対する設計を自分で考えないとなりません。
これはかなり大変な作業です。

また、できてみないと音もフィーリングも分からないため、
できればオーダーなんてしたくないですが、決して安くない金額を払うため
悩みぬいてスペックを決めることになりました。


続きはまた次回!