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2013年7月14日日曜日

G6199 Billy-Bo Jupiter Thunderbird


今日はGretschのG6199 Billy-Bo Jupiter Thunderbirdを紹介します

このギターはロックンロールギタリストのボ・ディドリーがデザインして特注でGretschに作らせたものが元になっています
この写真で言うと一番左ですね

一番右のギターはもはやボ・ディドリーの代名詞的な四角ギターで
その斬新過ぎるデザインは見たら忘れられないデザインです


写真の真ん中のギターも形状的によく似ていますが、これはPUで有名なトムホームズが
1970~1990年代にわたりギター製作をしていたころにボ・ディドリーの注文を受け
製作したCadillacというギターです
これもマニアックなギターです
今は10万円前後で売られているようですね

おそらくこのシェイプを踏襲しつつ、
JupiterThunderbirdのボディーデザインになっていったのではないでしょうか

このJupiterThunderbirdのすばらしいところは変形ギターでありつつ、
とても弾きやすく計算されたデザインだというところにあります
この切り落とされたような右側のカッタウェイと
ブリッジ部分が通常のギターよりネックよりに配置されていることにより
驚くほどハイポジションが弾きやすいんです
またそのおかげで、ミディアムスケールでありながらロングスケールのギターを弾いているような
不思議な弾きやすさがあります
座って弾くときも立って弾くときもバランス的に安定しています

フレットは細めで音の立ち上がりがいいです
細いフレットは弾きにくいというイメージがあったんですがこのギターはすごく弾きやすいし
弾いたときの振動も心地ちいいので弾いていて気持ちいギターです

ただ、問題点を挙げるとすればチューニングの狂い安さにはちょっと辟易しています
たぶん一曲やり終えるころにはどこかしらずれてしまうような安定の無さ・・・
自分の持っているJupiterThunderbirdはブリッジをビグスビーに交換しているせいもあるんですが、
交換する前の写真のGテイルピースでも普通に狂ってました
謎です
こういう感じのローラーサドルにすればあんまり狂わなくなるんだと思いますが
あんまり見た目が好きじゃないって言うのがあって現状維持です

あとは問題点としてはスタンドなしだと壁などに立てかけられないのが
地味に不便だったりします・・・形状的にしょうがないですが

またこのギターはZZ Topのギタリストビリーギボンズも使用していることから
ビリーギボンズとボ・ディドリーのダブルネーム・シグネチュアーギター ビリー・ボーモデルとして
販売されています

チューニングが狂いやすいのが嫌な人には
このG6199TUWPがあります



ホワイトストライプスのギタリスト
ジャックホワイトが映画「007 慰めの報酬」のPVで使用したことによって話題になりました

このPVでこのギターに興味を持った方もいるんじゃないでしょうか

このギターはラッカー塗装という部分もポイントが高いですが、
B3Gトレモロを標準装備してなおかつGrover V98C Sta-Tite Die-cast Tunersの
ロックペグを採用していることによりチューニングが狂いにくくなっていると思います
(持ってないので実際はわかりませんが・・)

また、エイジドホワイトカラーにゴールドパーツ採用で、見た目はまさにホワイトフォルコンカラー!
豪華で美しいギターですね

またつい最近発売されたものとして、
Gretsch130周年記念としてファクトリースペシャルランモデルのブラックが発売されています

肝心の音が気になると思いますので最後に参考動画です




とっても大好きなギターなので
結構長い文章になってしまいましたが
少しでもこのギターに興味を持ってくれる方がいたらうれしいです

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