山野楽器のfender代理店変更に伴い、次期開催未定となってしまっていた東京ギターショーが、楽器フェアとの合同開催ということで復活を果たしたようです!
これだけですと、行くほどではないか・・・と思っていたんですが、ちょうど同じころあいでSlipKnot主催のメタルフェスの「KNOTFEST」が開催されると知り、行くしかないと思って夜行バスで行ってまいりました。
早速紹介して行きたいと思います。
まずはアリアプロⅡコーナー。
今後発売される新製品が展示されていました。
右下のは売約済みとなっていますね。
影ながらアリアプロを応援する身としては嬉しい限りです。
こちらはストラト型のFLシリーズFL-STDⅡです。
FLにはⅠとⅡがあるのですが、Ⅰはトラディショナルなスペック(パッシブPU、指板は240R)、Ⅱはモダンなスペック(EMG-SA、指板は305R)という住み分けとなっています。
基本的にアリアプロを置いてある楽器屋がそうそう無いので、実物を見るのが初めてです。
入場料を払っているのでせっかくだからといろいろ試奏させてもらいました。
FLⅡに関しては、ローノイズでどちらもアッシュボディなのですがⅡの方が重量が重め。
SPC回路により、パワフルなサウンドが出せます。
↑の右上にあるのがFLⅠです。
こちらもアッシュですが少し軽めのアッシュでどちらかというとパワー感のあるパッシブPUが弾いていて気持ちよかったです。
ネックはどちらも細めなのですが、とてもいいギターで欲しいなぁ・・・と思ってしまうほどクオリティは高いです。
リア側がダイレクトマウントなのでテレキャスのようなニュアンスも出せるのではないでしょうか。
あまり注目されない機種ですが、いい仕事をしています。
こちらはギター版新製品。
PEを基本としながら、フロイドローズ搭載型のレスポールのダブルカッタウェイという他ではあまり見ないタイプ。
フェンダーとかギブソンとか飽きちゃったよねーという人にはお勧めですね!
復刻版PE-1500。
外国の方が、「このギターの80年代マツモク期のやつを持ってるよ!」と言ってました。
自分も持ってましたよーと心の中で言いました。(私が持っていたPE-1500は泣く泣くお嫁に出しました)
こちらもなかなか実物を目にする機会の無いRS-CUSTOM。
マホガニーボディ、フロイドローズ、SSH配列というメタル仕様でありながら、スルーネックというあリアの伝家の宝刀を併せ持つ機体です。
音はまさにハードロック!という太い音が出ます。
ネックも太くて好みです。
いいなーと思います。
(聖飢魔II ファンのかたにはさらに垂涎の機種かと思います・・)
こちらはPE-1500を基に、トップにフレイムメイプルをあしらったPE-2500です。
こちらも気にはなっていたんですが、なかなか見に行くには大都会に行かないと無いという・・・
音としてはそのまんまPEで、特筆することは無いんですが、PUのせいかビンテージレスポールのニュアンスを感じますね。
オリジナルPEはピックアップがディマジオのスーパーディストーションで、どちらかというとハードロックよりなんですが、こちらはオールジャンルいけそうな感じです!
夢のタルボコーナーがありました!
往年のタルボから、GLAYのHISASHIとコラボして作成されたEVOもあります。
同じ一角になぜかVitaGuitala'sのギターが。
VitaGuitala'sは栃木県の個人工房のギターメーカーなのですが、
独創的なルックスのギターを製作しています。
試奏しようかなと思ったんですが、タイミングを逃し試奏できず。
今回の目標の一つ、JamesTylerのBurningWaterを試奏してきました。
マムヨ材は最高ですね!
最新のライト操作システムの紹介もしてました。
すげー。
ずっとギターを見てて、腹が減ったので弁当コーナーでエビチリチャーハンを購入。
700円ですが意外にクオリティが高く、きちんと中華料理屋のチャーハンの味がしました。
えびもプリプリ。
こちらはJamesTyler試奏時に使用させてもらったヘッドアンプなのですが、
こちらが今回のピカイチでした。
AnalogOutfittersというメーカーで、廃材を流用した独特な製品作りをしています。
http://www.analogoutfitters.com/
超音がいいです!!
まさに真空管とはこういう音だよねというドンズバな音がします。
最初は別のシミュレーション系のアンプで試走していたんですが、
私がブルースっぽいフレーズを弾いたりしていたので、店員さんが
「いいアンプがあるので弾いてみませんか?」
と言われ、弾かせてもらったアンプです。
店員さんものりのりでボリューム上げてくれたりしました。
(ゲインのみでボリュームが無いタイプなので、音量を上げないと歪まないんです・・)
エフェクターを繋がず、アンプ直で弾きたいアンプですねとか話したりしました。
いいギターと、いいアンプ。
いつまでも弾ける・・・。
こちらはJamesTylerJapanの説明会です。
最近のBurningWaterではなく、過去のBurningWaterの模様を再現して作成して欲しいとイケベ楽器からギターメーカー飛鳥に依頼したということでした。
イケベ楽器のyoutubeチャンネルでJamesTylerを紹介しているお兄さんに会えて、一人心の中でお~となっていました(笑)
https://www.youtube.com/watch?v=8P3TXms8J6g
BOSSのエフェクター群がずらり
壁一面のこれでもかというKORG製品群がずらり。
オーディオテクニカの巨大ヘッドホン&マイクがありました。
グレッチコーナーです。
ケンヨコヤマシグネチャーモデルとタイアップですね。
いつ見てもグレッチは美しいですね・・・。
私も一度持っていたことがあるJupiterThunderBirdのピンクモデルがありました!
会場特別カラーなどの仕様のものを出しているブースは結構ありました。
PRSコーナーです。
PRSはあんまり詳しくないです・・・・すみません。
ギター自動演奏のブースがありました。
こちらはROLAND新製品JC-22です。
スタジオのJC-120をそのまんま小さくした感じです。
確か30Wくらいだったと思います。
欲しい・・。
こちらも新製品、技クラフト、KATANA。
外国の人には受けそうな・・・一週回ってかっこいいです。
ゼマイティス・グレココーナーです。
こちらはミュージックマンコーナー。
青いギターが気になりますね。
こちらは最新売出し中のRELISHというギターです。
中空構造になっており、何と背面のふたが磁石でくっついているだけなのでいつでもすぐに外せるのです!
これにより、いつでも気軽にPUを入れ替えることが可能というギターです。(実際そんなPU頻繁に変えるか・・?という気もしますが)
PUの端子は加工されておりソルダーレスで付け替え可能ということです。
これから加工済み端子のついたPUを販売していくということですがそれじゃあ本末転倒なような気も・・
半田つけるのはそれほどハードルが高いんでしょうね・・
ただ、音はむちゃくちゃ良かったです。
ホロウボディなので、クリーンはきれいでしたし、歪ませてもパワー感がある万能ギターといった感じです。
音だけで言えばかなりクオリティは高いです。
後は、値段とデザインですかね・・・
こちらは攻殻機動隊とのこらぼギター
たしか結構高かった気がします・・。
こちらはポッキーギターならぬココアシガレットギター
5万程度とリーズナブル。
最近は国産工房系が盛り上がってきている機運を感じています。
T’SGuitarのブース。
こちらはKzGuitarWorksという神奈川の工房のギターのようです。
http://kzguitarworks.com/kzone
あえてケーラーを使うというところにコダワリを感じますね。
試奏してみたかったですが、スペック的におそらく好みの音ではないことから今回は遠慮しておきました。
こちらはディバイザーの寄木細工ギター!
木工職人の腕のみせどころですね。
こちらはバッカスとモモセです。
豪華なウッドマテリアルですね。
こちらはZodiacWorksです。
知らなかったのですが、世界で一番売れたギター、フェルナンデスのZO-3を作った松崎淳という方の工房のようです。
多くのアーティストモデルを手がけているとのこと。
こちらはHoochiesです。
ジムタイラーの友人であるEric Buell氏の為に製作されたモデルというHSS配列の特殊なJamesTylerが置いてありました。
ただ、変なエフェクター(失礼)繋いだ状態での試奏だったので音が良くわからなかったのが残念でした。
KENKEN顔はめパネルがありました。
そして会場内でひときわ目を引いたESPブースへ。
後述しますが、今回ESPはマジョーラカラーモデルをフューチャーしているようです。
ここまで緻密な造形ができるのはESPならでは・・。
スチームパンクテイストのテレキャスターもありました。
以下圧巻のギター群・・・・!!!!!
ため息が出るほど美しいマジョーラカラーのギター群ですね。。。
圧倒されます。
ちなみにこれらのギターは最低1本80万円~です。
うひゃー。
こちらは映画「トゥーヤングトゥーダイ」で使用されたギターです。
こちらはモンスターハンターコラボギター。
たしか200万円はしたはずです。
ワンピースコラボギター。
その他コラボギターも。
自分もこんなのを考えたことがあります・・・。
これを実現化してしまう実行力が大事ですね。
こんなポップなギターまで。
ESPは幅が広いですね。
作業風景を再現したブースもありました。
前回も見たような・・・
こちらはハイエンドギター、Jhon Page Guitarsというものらしいのですが、詳細はわかってません・・・。
こちらはRS GuitarworksのフライングVのストラトとテレキャスです。
ひそかに気になってます。
実際変形のシングルコイルのギターはほぼ無いので・・・・
こちらはエフェクターなんですが、手前のものが何かわからず聞いてみたところキルスイッチということでした。
モールス信号のやつみたいですね!
ストラトっぽいエフェクターデザインはどこかで見た記憶があります!
バール材を使用した多弦ベースは玄人しか弾いちゃいけない雰囲気がありますよね・・・
オレンジアンプコーナー!
壁一面オレンジでした。
おしゃれ。
リアルビンテージ。
桁が違いますね。
手前の51年nocasterは485万です・・・。
本物はレリックとはやはり違いますね・・・。
わざとらしいレリックにしているのは、贋物のビンテージに流用されないようにするためという説を聞いてなるほどと思いました。
こちらも国産工房系のSAITO GUITARS
最近よく見るようになった気がします。
今回はアッシュでハムでナチュラルというスペックで統一していました。
それが功を奏し結構注目されていた気がします。
こちらはESPのコラボ企画?学生作品?
わかりませんが変り種ギターです。
こちらはVOXの新製品、モデリングギターのSTARSTREAMです。
なぜ、これを今出したんだろう感満載ですが・・。
その昔Variaxというギターがありまして(以下略)
肝心の音があまりよくないですね。
値段相応と言えばそうなんですが、おもちゃとしては楽しめるのではないでしょうか。
YAMAHAならではのバイクと一緒のブースです。
見に行くのも疲れましたが、まとめてブログにアップするのも結構疲れました・・・。
ただその分得られた情報は思いのほか多く、楽しいギターライフの礎となってくれそうです。
また、機会があればギターショー関連のイベント行ってみたいですね!
思わぬ発見がありそうです。
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