そこに居を構える孤高のギターメーカー
Atlansiaのギターを今日は紹介したいと思います
Century
独特なルックスとハンドメイドならではの気品と美しさを兼ね備えていますね
ところでこの形状・・どこかで見たことがあると思いませんか?
自分が愛してやまないAriaProⅡのPE-1500にそっくりです
それもそのはず
このAtlansiaというメーカーは当時マツモク工業に在籍しており
1978年にこのPE-1500のデザインをした林信秋氏が独立して立ち上げたギターメーカーなのです
↓Atlansiaホームページのリンク
http://www.atlansia.jp/
ホームページの作りも独特ですね
この方はギターはおろか、ギター製作の工作機械まで自分で作り上げ、
ホームページも一から作りあげています
既製品のコピーものではなく、新しくものを作って行こうとするという姿勢がかっこいいです
何を隠そう自分はAtlansiaファンです
いつかここでギターを作ってもらおうとお金をためてます
さて、次のギターを紹介しましょう
Pentagon
これもまた独特ですね
Atlansiaの特徴として、一見奇をてらった変形ギターと思われがちですが
実はものすごく考えて作られているギターなのです
たとえばカッタウェイの部分は
このように三次元的な形状になっており
ギターとしての強度を維持しつつ最大限ハイポジションが弾きやすい構造になっています
しかも驚くべきはこのパラボラカッタウェイを考案したのはAtlansiaが最初だということです
ノイズシールドも高い効果を得られるそうです
ここまで細部までこだわりぬいて作られるギターがかつてあったでしょうか?
よくある高級ギターは基本性能は変わらずに多くは装飾や贅沢な杢が出た高級材を
あしらったものがほとんどです
しかし、Atlansiaは違います
-Atlansiaホームページより抜粋
林さんは楽器製作における環境への影響まで考えながら楽器製作を行っているのです
↑ネック一本分の木材で二本分のネックが作れるスリムネック(StealthBassに使用)
Stealth
こちらも独特ですが鋭角的なフォルムがかっこいいです
ネットにはAtlansiaの音源がほとんど無いのですが
ヴィン★セントさんの「この店で一番高いギターを弾かせてくれ!」
のコーナーで紹介されています
↓そのときの記事へのリンク
Victoria
流れるようなフォルムが美しいギターですね
サウンドホールが鳥の形をしているのがおしゃれです
ボディエンドの黒い部分はゴムになっています
地面に置いてもボディが傷つかないようになってるんでしょうか
Peleske
こちらは特に前衛的ですね
先ほど紹介した一体型コントロールキャビティと
可動型ひじあてと座って弾くときの補助パーツがついています
また、ペグ部分にヘッドで固定した弦をヘッド裏からスクリューで引っ張り込む
ユニークなペグを採用しています
こんなペグを考案しちゃうのがすごいですね・・・
Pegasus
このギターが自分が今一番ほしいモデルです
何よりもその形状の独特さがかっこいいです
ボディ材はアルダーですがやや重めのようでストラトタイプとはまた違った音色のようです
また、Atlansiaの特徴として工場ラインで生産してるわけではなく
発注してから一本一本製作しているのでオーダーメードが可能という部分にあります
たとえばこのPegasusにしても
OM90
"PEGASUS GUITAR MODEL /three single pick-up"
with Flapman Tremolo
PEGASUS with ROTUS ROOT & FR
PEGASUS GUITAR with FLOYD
"PEGASUS GUITAR WITH FR"
このように数多くの仕様、マイナーチェンジものがあるので
むしろ同じものがあるほうがめずらしいと思います
Atlansiaのギターは決して安くない値段です
ただ、本物の素材を使い細部までこだわられたギターを作るには仕方が無い部分もあります
むしろここまでこだわられたギターとしては高くはない値段だと自分は思っています
いつの日かAtlansiaにオーダーできる日を夢見て!
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