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2013年7月31日水曜日

Dan Armstrong Lucite Guitar

今日紹介するギターはこれです


アクリルボディが涼しげで夏にぴったりですね!
隣にそうめんでも添えたいところです



さて、このギターはダンアームストロング氏のデザインにより1969~1971年のわずかの間に
Ampeg社で生産されたギターです
名前のLuciteはアクリル樹脂のことで、当時は新素材だったアクリルを使い
また、カセット方式のピックアップにすることにより気軽にピックアップ交換ができる優れものです


こんな風にしてはずして別のピックアップを取り付けることができます
この交換用のピックアップは7種類ほどあるようです



音はこんな感じです
アクリルギターの宿命として重量は4kg以上と重め
なのでハムバッカーが合いますね
音は意外といい感じでしかも個性的

ローリングストーンズのキースリチャーズも一時期メインギターとして使っていたそうです



↑キースがジミヘンにLuciteGuitar見せてるところ
Ampeg Dan Armstrong 直輸入 中古
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価格:374,465円(税込、送料別)

2013年7月30日火曜日

RKSギター

今日紹介するギターはこれです
 

RKSギター
2006年のNAMMショーで話題をさらった近未来型ギターです

↓RKSギターのHPのリンク
http://rksguitars.com/main.php

↓日本代理店の荒井貿易のRKSギターのリンク
http://www.ariaguitars.com/jp/02prod/04rks/index_02.html


バリエーションも結構ありますね


このギターの最大の特徴はそのデザインですが、
なんとボディーを取り外して別のものと交換することができます
コントロールやジャックなどのギターの心臓部が
全部中央の部分に集約されたつくりになっています

アメリカの博士号を持つ著名デザイナーのラビ・ソウニーという人がデザインしたギターで
なんと4年の歳月をかけて開発したらしいですが
奇抜なデザインのせいかあまり売れなかったようです
まあ・・・見てのとおりのビザールですからね・・・
メーカー希望小売価格15万のモデルが6万位の在庫処分特価で投売りされたようです
現在では生産中止になってしまったようです


 

そんなギターですが、
神聖かまってちゃんのギターの人が使ってたみたいです



ギター破壊してますけどね・・・
たぶんプラスチック製で中空的な構造だから壊しやすいんでしょうね・・・
RKSギター・・・不遇すぎるギターですね・・・

2013年7月27日土曜日

Giant Guitar !


でかいですね・・・
通常のフライングVの2,3倍はある大きさですね



これだけの大きさにもかかわらずちゃんと曲を弾けてるのがすごいです・・
ベースのスーパーロングスケールよりさらに大きいスケールでしょうね・・・
スケール長1700mmくらいでしょうか・・・?



Iron Manも弾いてます




他にもこんなでかいストラトもあります
ピックもビッグサイズになってるのが面白いですね
もう終了しているようですが
このギターはebayのStratocasterの検索で一番高い値段の
$99,000ドルで出品されてました
いったい誰が買うんでしょうか・・・


超ビッグサイズですね・・・
テレキャス版もあるみたいです
ちゃんと弾けるところがすごいですね

2013年7月25日木曜日

54年製ストラト

今日は神田の近くに出かけていたので、気になってたこのお店に行ってきました


ビンテージストラト専門店のストラトクレイジーです

↓ストラトクレイジーのHPのリンク
http://www.strato-crazy.com/

このお店に行ったのはストラト発売時の54年のオリジナルストラトを
実際に見てみたかったからです
(冷やかしとも言う)

お店の近くに神田商会があってびっくりしました


高架下にある神田商会
てっきり神田さんが興した会社だと思ってましたが神田にあるから神田商会なんでしょうか・・・?

店内は撮影禁止だったので写真はないです・・

実際に見る54年製のストラトは思っていたよりもぼろぼろでした
トレモロアームは一回でも使ったら絶対曲がるか折れちゃうだろうというほどに錆びつき、
コントロールノブは触れれば割れちゃいそうな深いひびが入っていました

↓イメージ画像


値段を聞いてみたら何とびっくり!
700万円だそうです
はっきり言ってビンテージなめてました
大体300万円くらいだろうと思ってたらその倍以上でした

でも、フルオリジナルパーツでなければ55年製が300万くらいだったので
こっちはまだ現実的ですね
いつかビンテージギターを手に入れるとすれば、
パーツ交換されたモデルを狙って買いたいなと思います
フルオリジナルのものだとパーツ交換をしたら価値が半分以下になるので
たぶん観賞用にしかできないと思います
なのでよく弾きこまれてパーツ交換をされた程度の悪い54年製を手に入れたいです!
そんな金が稼げるかどうかわかりませんが・・・夢ですね!



まあ・・・もしくはこっちですね



カスタムショップマスタービルダー製作のFender50年記念モデルとして発売された
1954リイシューモデル!
この動画の音がむちゃくちゃ好みです
ビンテージギターは枯れた音とか風合いが魅力ですが
ぶっちゃけいつ壊れてもおかしくないので新品がいいかなともちょっと思ったりもします
これなら70万位あれば買えるかも・・・?
だめですね・・・金銭感覚おかしくなってきます

2013年7月24日水曜日

XOXギター

今日紹介するギターはこれです!
 

すごい肉抜きされた感じのギターですね
このギターはXOX audio toolsという
イタリア人のプロギタリストであるパオロ・ストルッティ氏と
アメリカ人のデザイナーのピーター・ソロモン氏が立ち上げた会社のギターです

よりよい楽器を生み出すために試行錯誤していった結果、
カーボンファイバー素材による中空構造のホロウボディのギターが完成させたとのこと

しかもこのギターカーボンファイバーによる中空構造のおかげで重量はなんと約2kg!
前に紹介した軽さを売りにしたギターのYAMAHA「RGX A2」より軽いです

価格は40万円前後~

↓XOXaudio toolsのHPのリンク
http://www.kohske.com/xox_guitars/index.html


初見だとデザインの奇抜さが目に付いてしまいますが
何度が見ているうちにかっこよく見えてくるデザインかもしれないですね・・・
カーボン素材と曲線のデザインがエアロバイクのフレームのような印象ですね


トレモロつきのモデルも存在します
うれしいですね


マニアックなことにケーラーつきのモデルも存在します
超うれしいですね
しかもドラゴンっぽいペイントがスタイリッシュでかっこいい!




あと、特筆することとしては・・・
広告が無駄にセクシーなんです・・この会社

 

ちょっと衝撃的ですね・・
イタリアというお国柄なんでしょうか・・・
日本の会社ならありえないですね・・
公共の場にこんな広告出して大丈夫なんでしょうか?

2013年7月22日月曜日

JINMOID <神母威弩>

今日紹介するのはAtlansiaで紹介したJinmo氏つながりで、
その名もJINMOIDです

Jinmo氏とコラボした、BassLab初のシグネチャーモデルです

特徴的なのはそのスタビライザーアーム
ボディの形状も流線型でちょっと魔術的な印象さえ受けます

このギターはドイツのBassLabという会社でハンドメイドで作り出されています
ボディはHeikoHoepfingerが独自に開発した合成素材、
ミックスコンポジットによって作成されており
これによって、完全一体型の中空構造のギターを作ることに成功しています
ギターの素材は木材が一般的ですが、
良質な木材を得ることが難しい昨今ではこういった新素材のギターに着目するのも面白いですね
このモデルではスタインバーガーのトランストレムも搭載しており、
進化版スタインバーガーといった感じです

このモデルではピックアップはEMG89を搭載しており
さらに重量が見た目に反して2750gと激軽!なので独特なサウンドが期待できそうですね

カラーバリエーションも豊富で

 
 
レッド、グリーン、グレー、ブラック、ホワイト、ネイビー
などがあります





JINMOIDの動画は無かったのですが
BassLabの別のモデルの動画があったので参考に置いておきます



ちなみにこのギターの価格は70~80万
よっぽどの金持ちじゃないと買えない超高級ギターですね・・・
PRSが2本買えちゃうよ・・・

2013年7月20日土曜日

大海の孤島Atlansia ~コンセプトモデル編~

今日はAtlansiaのコンセプトモデルを紹介します

NEW CONCEPT STRINGED MACHINE
 
こちらは見たものの目を疑う超衝撃的な移動式ベースです
楽器という概念にとらわれずここまでの発想ができるのがすごいですね
これはコンセプト画だけしかHPにアップされていませんが、実際に製作されたようです

●この楽器を作ってから十数年になろうとしている。華やかなステージでスポットライトを浴びることも無かった。今は暗い資料室で過ごしている。そんな楽器にそっと近づき、演奏者に座ってもらうことのなかった椅子に腰掛け、当時のことを振り返る。この楽器の製作に燃え、ミュージック シーンが眼に浮かび、暴走する夢で眠れぬ夜をどれだけ過ごしただろう。しかし十数年経った今、既成概念に囚われない若い世代の演奏者に注目され、その出番がにわかに浮上して来たのである。壮大なドラマが今始まろうとしている。遠くない日にその姿はステージで衝撃的に、そして力強くデビューすることだろう。 N.Hayashi (2003-7/09)
 
 
~AtlansiaHPより抜粋

移動式ベース・・・
いったいどんなものなんだろうか
機会があれば見て弾いてみたいですね

NEW GENERATION STRINGED INSTRUMENT

FAN FRETED NEW CONCEPT 7STRING

 

”EDEN”

”龍鳴琴”

すごいです
ただその一言に尽きます
あまりに時代より早すぎて理解されなかったゴッホのように
すごすぎて誰もついていけないギターではあると思いますが
自分はこのギターをみつけてAtlansiaに惹かれました
ファンフレットギターを日本で作っているギター工房はほとんどありません
(個人製作家などでたまに見かけるくらいです)
その製作技術もさることながら、すべてオリジナルのデザインであり
どのパーツもアイデアが詰め込まれた夢のギターだと思います



コンセプト時のイメージはこんな感じだったようです




このギターのためにオリジナルのトレモロブリッジを設計・開発されています
TREMOLO SYSTEM FOR NEW CONCEPT 7ST GUITAR "SEVEN SPIRIT"
高音側と低音側のあおり量を変え、和音が均一な状態でアーミングできるようです
コンセプトとしてはスタインバーガーのトランストレムに近いものだと思います
スプリングが工具なしで調整可能、弦ピッチ可変式、ファインチューナー付き
さらにはピエゾピックアップまで搭載されています
アーミングが軽いとのことで、おそらくスプリングを内蔵したケーラーに近い使用感なのではないでしょうか




●今、設計,製作をしていた頃のことを思いだしている。描いたスケッチと図面は分厚い2冊のファイルに納められている。これほど1モデルに作った資料は40年の中で無い、それに注ぎ込んだエネルギーは膨大なものだ。製作途中のものは毎晩、私の枕元に運ばれ、24時間私と場所を共にして来た。暑い日が続いた夏季に、不摂生から遂に私はDOWNした(笑)。ギター作りの今の仕事を始めてこのような経験はなかった。何時もは負けない変な菌にやられて、当番医に運ばれ点滴を打ってもらった。何時もと違う生活パターンではなかったかと医者に聞かれた。入院はせずに済んだが、お陰で1週間骨休めができた。好きなことをしていてのことなので、ぜんぜん深刻な気持ちにはならなかった。

  この楽器は完成度がいまいちで、万人向きではない、、、どころか、使いこなせる代物でないのだ。自分でも納得のいかない部分がいくつかある。自信をなくしたことは何回かある。改造しようと思うが、それは作り上げたものを壊すことになる。やってきたことを振り返ると、とてもその気持ちにはなれない。実はこの楽器は、ある世界的なギタリストからの依頼で、私も自分から挑戦してみたかったので引き受けた。しかし2作目にどうしても踏み出せない。膨大な資料を見ると気が遠くなってしまうのだ。気分転換にもなると思い,好きなカメラを作ってみたり、木製玩具を作ってみたりしてみた。もう少し時間が必要だが、最近、ようやく耐久性の高いベアリングが見つかり、今日、それが手元に届いた。腰がゆっくり上がり、片足が1歩前に踏み出たような感じだ。

~AtlansiaHPより抜粋
 
このギターは世界的に有名な(というか知る人ぞ知るという感じなのだと思いますが)
ギタリストのJinmo氏からの要望を受けて製作されたギターらしいです
 
 

Jinmo氏のギタープレイ

そのときの記述が彼のブログにあります

↓Jinmo氏のブログ 龍鳴琴(その1)
http://blog.livedoor.jp/jinmoxxx/archives/3636713.html

ただ、Jinmo氏も林さんも最終的に満足いくものにはならなかったようではあります
一度弾いてみたいですが現物が現在あるかどうかも不明です

2013年7月18日木曜日

大海の孤島Atlansia ~ベース編~

昨日に引き続いて今日はAtlansiaのベースを紹介します
Atlansiaはどちらかというとギターよりベースで有名なメーカーです
(自分はギター弾きなのでギターのほうが好きですが・・・)

でも林さん自身はネックの長いベースのシェイプのほうが好きなようで
デザイン面でもその本領が発揮されています

Garland

ピックガードの形状からスティングレイのような雰囲気を感じますが、
スティングレイより洗練された高級感があるベースですね
オリジナル形状のヘッドと3次元的に配置されたペグが独特

Concord

ボディ上部のスリットのような溝はフィンガーレストで、
4弦を弾くときに指がボディに当たらないような形状になっています
アトランシアオリジナルの各弦独立型のARCピックアップが目を引くベースです


ARCピックアップは回転させることにより音色を変化させることができます
また、独立しているので各弦ごとにボリューム調整トーン調整ができます



Victoria

流れるような優雅なボディシェイプが美しいベース
サウンドホールはf字型のものと鳥の形のものがあるようです


Half Pich(1/4Sound)Quarter Sound 48Fret
なんと通常の倍のフレットが打たれたVictoria
1/4音階が正確に出せる
どのように使うかは使われる方に委ねるとのこと

Pegasus

自分はいつもはベースよりギターのほうが好きですが、
このPegasusベースのデザインのバランスは最高にかっこいいです
このベースと比べてしまうとギターのほうのデザインが垢抜けてない印象を持ってしまうほどです
それくらい完成されたデザインですし、かっこよくて美しい

Oxford

これまた奇抜なデザインですね
ネックを囲うように配置された板の部分はスタビライザーアームの様でもありますが、
この形状によりネック負荷を分散させているようです
こちらはアクティブ特別仕様であり、
コントロール部のボタンはおそらくピックアップセレクトを記憶&呼び出しするためのものではないでしょうか

Stealth

独特なヘッド形状のスリムネック
この形状により、従来のネックに使用する一本分の材から二本のネックを製作できるようです
Atlansiaのベースを触ったことは無いですが、
特徴としてはネックグリップの厚みがとても厚いらしいですが、
それが不思議と弾きやすく安定して弾けるようです

Galaxy

印象的な二分割された色が目を弾くベース
この色が分かれている部分は塗装ではなくウォルナットとメイプルという異種材を組み合わせた境目です
異種材を組み合わせることにより単一材では得られない効果が得られ
また小さな材で作れることから木材のロスを少なくしているようです

Solitaire

なんと一弦ベースです!
ぱっと見おもちゃのようですが、さすがAtlansia
音は本格的です



Jpiter

形状はAtlansiaのベースの中では比較的おとなしめ
その分汎用性が高いベースだと思われます
Atlansiaのすごいところは、ピックアップもシールドジャックもコントロールノブさえも自社製であるというところです
おそらく他社製のものを使っているのはペグくらいでしょうか
(Atlansiaオリジナルのペグも機種によってはあります)
ものすごい楽器に対するこだわりが感じられますね

Pentagon

こちらもPegasusに続いてベースのほうがかっこいいモデルですね
オリジナリティ溢れる形状は演奏製も考慮しており、
黒いひじあて部分はネジを調整することにより角度を調節することができます

Fortune

フラットトップ形状が美しい一品
鳥型のサウンドホールがとてもいいアクセントになっています
ボディエンドに足がついているので立てかけてもバランスがよさそうですね
部屋に飾っておきたくなるベースですね

Century

NOSTALGIC MODERNIZED FINISHINGという塗装法により製作されたモデル
その名のとおり郷愁を誘う優雅な塗装です
近代楽器のベースというより、クラシックのビンテージ楽器のような貫禄を感じさせるフィニッシュです



Alien

こちらはベースカタロページには載ってないですがカスタムメイドのページにはちらほら記載があるベースです
このベースは「八十八箇所巡礼」というバンドのペースボーカル、マーガレット廣井さんがオーダーしたモデルのようです

八十八箇所巡礼はAtlansiaを通じて知って好きになったバンドです


Zipang

こちらは新しく製作されたモデル
ブリッジなどの部分にこれまでに無い機構を組み込んでいるようです
新しい試みを試したモデルなのではないでしょうか
(情報が少ないので詳細は不明です・・・)