何とびっくり!このギターは中の歯車を動かすことが出来るんです!
このギターは最近話題の3Dプリンターを使用して作られたギターとのことで、
単一のコンポーネントとしてプリントアウトされるようです。
いやはや、すごい時代になったものですね・・・
このギターを製造しているのはODDギターという会社です。
http://www.odd.org.nz/index.html
このスチームパンクギターのほかにも3Dプリンターを駆使してギターの製造を行っているようです。
構造はコアにマホガニーやメイプルを使用し、そこにブリッジやピックアップをマウントしているようです。
外周部のうねうねしたものがナイロン素材製のプリントアウトしたギターボディになります。
実際のパーツはこんな感じ
コントロールノブとバックプレートまでプリントしちゃうんですね。
それを3Dプリンターでプリントアウトして・・・
余分な部分を取り除けばボディが出来ています!
服に使用する染料を使って染め上げるようです。
仕上げはスプレーなどでラッカー塗装。最後にクリアコートでフィニッシュです。
こうしてこのODDGuitarsは作り出されています。
それでは気になる音を聴いてみましょう。
うん・・・音はぶっちゃけ悪いですね
ナイロン素材自体音響特性が悪そうですし、重量も軽いためLPタイプでもスッカスカの音になっちゃってます・・・
しかし!まだこの分野は始まったばかり!
音質面での改善を期待したいですね
木を使えば音はよくなるかもしれませんが、限りある資源なのでこういった木以外の素材を活用したギターが今後未来のギターを作っていくようになるかもしれません。
木と違って科学的な配合でギターの音の方向性を決められるようになったらいいですね!