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2013年6月30日日曜日

東京ギターショー2013 その2

昨日に引き続きギターショーです
今日(6/30)も渋谷でやってるのでお時間ある方は行ってみてはいかがでしょうか
 
マーシャルブースではスラッシュモデルのSL5Cの試奏コーナーがありました
不思議なダブルネックギター
新興勢力のKnaggs Guitarsのブースもありました
フェンダーカスタムショップブース
最近はペイズリー柄がかっこよく見えるようになってきた(笑)
Ariaブース
スープラとPE1500がもうほぼ投売り価格で売ってました
在庫はもうないのでこれを逃すとあとは受注生産のみらしいです
PE1500リイシュー欲しいけど金額が・・・って方は買いですね!
1500リイシューは中空構造になってるらしくオリジナルよりも軽かったです
試奏させてもらいましたが、音は18万のレベルをはるかに超えてます(まあ・・もともと30万のモデルだし・・・)
リッケンバッカーブース
おしゃれだったのにあまり人がいなかった
ひときわ目立っていたのがこのギター

なんでもカスタムショップで最初に作られたギターらしいです
値段はAskですが、聞くのも恐れ多いような、聞かなくても分かるような、むしろ聞いてみたいような・・・

もう単純に工芸品として美しいです
弾いちゃダメなギターですよね
秋葉原の楽器屋で見かけたギター
デザインがかっこいいと思ったけど、どういう名前なのか忘れて調べることも出来なかったんですが、ここで再会することができました!
とはいっても買えないですが・・・
スイッチがいっぱいついててかっこいいです
ジャンクなかっこ良さがありますね

54万円・・・

アコースティックコーナーでなぞのゴム弦が張られたウクレレを発見
それにしてもぶっとすぎるでしょ・・・
詳細を聞いてくればよかった
会場販売のおろしから揚げ弁当(650円)で昼食
ナス入りでけっこううまかった(どうでもいいですね)
 
また明日に続きます・・次で最後!

2013年6月29日土曜日

東京ギターショー2013 その1

前々から気になっていた東京ギターショーに今年初めて行ってきました!


事前にアンケートに答えていると抽選に参加できます
結果は白球・・・参加賞のピックをもらいました

会場に入るとずらっと並んだカスタムショップ製のストラト!
圧巻ですね

全体はこんな感じです
開場と同時に入場したんですがけっこう賑わっていました
クラプトンのサイケSGが展示してありました
PRS
梟やカモメ?が掘り込まれてました
 
なぜかPRSカーもありました
有名なVOXギター
シンクロタイプトレモロでけっこう使いやすそうですね
 
ちょっと長くなってしまったので明日に続きます・・!

2013年6月28日金曜日

Avian Guitars










http://www.avianguitars.com/
楽器屋で見慣れないメーカーのギターを見つけた
鋭角的なボディにシングルサイズハムを2つつなげたようなピックアップも乗ってるし・・・
気になって見てたら試奏をすすめられたので弾いて見た

見た目の奇抜さに反して音はクセのないタイプ
ズンズン歪ませても悪くないし、クリーントーンもそこそこ使える
オールラウンダーな感じだった
スケールはたぶんミディアムかショートスケールで
ボディのサイズも小さく重量も軽いので取り回しが楽
イギリスのメーカーらしいがわりと日本人に向いているギターだと思う
パーツ類も自社で作っているようで各弦独立ブリッジや木製タイプのノブがおもしろい
ただ、セレクターをネック側に倒すとリアになって、リア側にするとフロントになるのが変だった
バスウッドメイプルトップにハムバッカーなので使いやすいギターだと思う

まだまだ日本でも取り扱ってるところは少ないみたい
日本で最初のAvianユーザーになりませんか?と店員さんに進められたけど
79,000円・・・
う~ん・・・
アームとタップスイッチがほしいな・・・


このボディーのデザインどこかで見たと思ったら・・・
AtlansiaのPegasusを意識してるのかも・・・?


2013年6月25日火曜日

メイプル指版





今年の初めに交換したストラトのネック
半年くらい弾いたらこんな感じになった
メイプル指版は指板がだんだん削れて汚れるから嫌がる人もいるけど、
自分は弾きこんだ成果が目に見える感じがするから好きだ
あんまり汚いのも考え物だけど・・・

エスジーテクノロジーズ「SGT-3DPEG」


http://www.youtube.com/watch?v=Qji8gCMRXHw&feature=player_embedded
ギター業界はもはや円熟しきっていてこれ以上の革新的な変化は正直無いと思う
そのかわり、トラベルギターなどの分野はまだまだ未開拓な部分が多いためのびしろがありそうな気がする

今日見つけたのは、3つのパーツに分解して持ち運べるトラベルギターだ
 構造はシンプルだけど、それゆえに構造的な強度もありそう
音も意外とよさそうだし、本体だけなら92,400円とそこまで高くない・・・
買うかどうかって言ったら微妙なとこだけど

2013年6月16日日曜日

Aria Pro II PE - 1500



半年ほど探していたギターを
ようやく手にいれることができた

Ariapro2のPE-1500というギターだ
このPEシリーズは70年代後半に産み出され、
今でも根強い人気に支えられているモデルだ

この1500はその初代PEであり、
当時の最高位機種である
1977年発売当時の価格が15万円
当時の大卒初任給が10万円であることから、

グレードの高さをうかがい知ることができる

ネックはメイプル3ピース、

指板は現在ワシントン条約により輸入が規制されているハカランダ(ブラジリアンローズウッド)、
ボディーはメイプル、
そしてピックアップには当時のリプレイスメントパーツブームを感じさせる、
ディマジオ製のSUPER DISTORTIONだ

なによりも着目したいのは、

当時ギター制作技術としては本家アメリカ産ギターに肉薄しつつも、
コピー品であることから評価を得られなかった日本ギターメーカーが作り出した
そのオリジナリティー溢れるデザインだ
かつて日本のギターメーカーはこぞってフェンダーやギブソンなど

アメリカのギターのコピー品を作ってきた
しかし模倣ではなくオリジナルのデザインで勝負したのが、

当時マツモク工業に在籍していた林信秋氏だ(現アトランシア代表)
その精神はデザインに表れており、

バイオリンの風合いを感じさせるアンティークブラウンのラッカー塗装に、
オリジナルスーパーマチックブリッジ、
コントロールノブにはローズウッド材を嵌め込んだ独自のもので、
芸術的とさえ言える両面アーチドトップ加工は木工技術の高さを見てとれる
そして、セットネック仕様でありながらハイポジションへの

ストレスないアクセスを可能にしたヒールレスカッタウェイは海外ユーザーすらも驚嘆させた

今回手にいれたギターは、

シリアルから推察するに78年製のマイナーチェンジ型の第二期であり、
いわゆるジャパンヴィンテージと呼ばれるものだ
取引される金額はけして高いものではないが、

手にいれようとしてもなかなか取り扱いがないレアなギターである

古いものが必ずしもいいものではないが、

いいものというのは時代を越えて評価されるべきものだと思う