このおおよそギターとは思えないインダストリアルなビジュアル
一切の無駄を省いたスタイリッシュで近未来的なギターですね
その名もGittler Guitar
アラン・ギトラーによって1970~80年代に作られ話題となったギターのようです
知る人ぞ知るマニアックなギターだったらしく、
幻のギターとなっていたようですがアラン・ギトラーの子息によってリバイバルされ発売されているそうです
↑初期のプロトタイプモデルのGittler Guitarと思われる画像
今回リバイバルされたGittler Guitarは総チタン製で重量はわずか1.36kg
軽いと思うアッシュ系のストラトでさえ3kg前後なのを考えればむちゃくちゃ軽いですね
まあ・・ほぼネックだけみたいなものなので前に紹介したministarみたいな感じだと思います
↑裏から見るとこんな感じ(裏表が分かりづらいですね)
このギターの特徴としてはボディとヘッドが無いのもそうですが、指板が無いというのが大きな特徴だと思います
ネックに太い背骨のような支柱があり、そこに極太のフレットがくっついているという構造で
弾き心地としてはスキャロップ指版に近いような感じなのではないでしょうか
ポジションマークの位置にはにLEDを搭載しており、その光を演奏中に変化させることも可能なようです
チューニング機構は独自のものらしく特許も取得してるとの事ですが、細かい部分は実際に触ってみないと分からないですね・・・
また、それぞれの弦に対応したピックアップを搭載し各弦独立して出力できるとの事ですが、まあまず使う人はいないでしょう・・・
ローランド製品と完全な互換性を持つとの事でシンセサイザーとしても使うことができるようです
価格はClassic Modelが3,995ドル、Deluxe Modelが4,495ドル、Special Edition Modelが4,895ドルとのこと
PRSよりも高いですが、たぶん普通の人は誰も持ってないギターだと思うので目立ちたい人にはおすすめですね
Gittler Guitarの音はこんな感じです
重量がないのでサスティーンも無いですが、意外と温かみのある音で音質も結構よさそうですね